美容室でのデザインカットは、お客さまの要望をカウンセリングでしっかりと聞き取り、その人に似合うスタイルに仕上げるカット方法です。
この記事では、デザインカットとはなにかということや、お任せオーダーの際に失敗しないためのポイントをご紹介します。
デザインカットってなに?
デザインカットとは、お客さまの個性や要望に応じて美容師がオーダーメイドでヘアスタイルをつくり上げるカット方法を指します。
ヘアサロンで「カット」といえば、このデザインカットを指していることが多いです。
美容師はお客さまの話を丁寧に聞いたうえで、その人の骨格や髪の質、生えグセを考慮し、流行を踏まえつつ似合う髪型を考えます。
ただ髪を短くするのではなく、顧客一人ひとりにぴったりなヘアデザインをつくることが、デザインカットの真髄です。
おまかせオーダーでのデザインカット
デザインカットでは、「おまかせ」でのオーダーも歓迎されます。
おまかせで注文する際には、いくつかのポイントを心掛けることで、失敗を避け、流行を取り入れたスタイルを実現できます。
髪の長さの指定は重要
「おまかせ」スタイルを選ぶときに、すべてを美容師に委ねきってしまうと、結果に満足できないこともあるかもしれません。なかでも、髪の長さはあらかじめ指定しておくべきポイントです。
髪を任せきりにすると、思ったより短く切られてしまい後悔することもあれば、逆に長さを残し過ぎてイメージと異なることも。とくに、短く切り過ぎた場合、修正は困難です。
希望する髪の長さについては、可能な限り具体的に、手を使って示すなどして伝えると、より正確に理解してもらえます。
望むスタイルの雰囲気を明確にする
おまかせでのオーダーの際には、求めるスタイルの雰囲気を美容師に伝えることが非常に重要です。
たとえば、「柔らかくフェミニンなスタイルを希望する」「シャープでウェットな見た目が好み」「外国人のようなナチュラルな抜け感を求める」など、自分が好むスタイルの方向性を伝えることで、期待通りの仕上がりになりやすいでしょう。
スタイルのイメージをより伝わりやすくするためには、参考にしたいヘアスタイルの画像を事前に用意しておくのがおすすめです。画像を見せながら、とくに気に入っている部分を具体的に伝えることで、理想のスタイルを美容師と共有しやすくなります。
普段のヘアスタイリング方法を共有する
お任せスタイルを頼むときには、普段のヘアセット方法を伝えることが大切です。常連の美容室であれば、スタイリストがスタイリング方法を把握している場合もあるでしょう。しかし、初めて訪れる美容室の場合は、忘れずに自分のヘアセット方法を説明しておくことが大切です。
普段どのように髪をセットしているか、たとえばブロードライのみで整えている、アイロンを使ってスタイリングしている、使用しているスタイリング製品の種類などを伝えましょう。それに適したカットをしてくれるだけでなく、セットも普段通りに仕上げてくれますよ。
トレンドヘアになれるおまかせオーダー
美容室でのカットは、一般にデザインカットが基本です。おまかせオーダーをする場合には、この記事で紹介したオーダーのポイントをぜひ参考にしてください。
自分に合ったスタイルや最新トレンドを取り入れたい場合は、おまかせオーダーを予約してみましょう。